沿革
Outline
1930年
大正11(1922)年の改正鉄道敷設法により始まった国鉄若桜線。鳥取県八頭郡若桜線第二工区鉄道工事(現若桜鉄道 隼~若桜間)(施工延長 L=14.7㎞)を、兵庫県姫路市の株式会社藤原組が請け負った。藤原組出張所長に藤原為二が就いたが、資金調達、資材調達に苦労した。この時代は掘削・盛土等全てが人力施工で、多人数の土工が必要であった。毎日数百人の労務者を確保し、どの現場も工事は順調に進捗し、期限よりも早く約2カ年で完成、藤原組の真価が発揮できた。鉄道省(現運輸省の前身)より藤原組は好成績を収め、藤原組出張所は実力を高く評価され、地元商社、商店からの信頼を得、本社と分離して鳥取で独立してはとの話が持ち上がった。鳥取出張所長は今までの恩義に対し言い出せなかったが独立を決心、本社に懇願、承諾を得、藤原為二を社長とする藤原組が昭和6年1月に鳥取市に誕生した。
1931年1月 |
藤原組 創業
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1931年1月 |
初代社長に藤原為二 就任
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1944年12月 |
株式会社藤原組 設立
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1949年10月 |
建設業法による建設大臣登録(イ)294号の登録完了
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1961年1月 |
二代目社長に藤原悦雄 就任
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1961年4月 |
鳥取市滝山に鳥取県東部初となるアスファルトプラントを設置
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1965年11月 | 初代社長藤原為二 勲五等双光旭日章 受章 |
1973年7月 |
資本金を22,000,000円に増資
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1973年7月 |
鳥取市行徳に社屋新築
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1973年12月 |
建設業法改正に伴い、建設大臣許可(特-48)第2529号の許可を受ける
土木工事業・建築工事業・舗装工事業 |
1982年7月 |
資本金を49,500,000円に増資
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1990年4月 | 二代目社長 藤原悦男 勲五等双光旭日章 受章 |
1991年3月 |
三代目社長に藤原正 就任
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1991年9月 |
鳥取市安長に社屋移転
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1994年9月 |
建設事業内容変更に伴い、鳥取県知事許可(特-19)第4991号に変更
土木工事業・建築工事業・舗装工事業・とび土工工事業・水道施設工事業 |
2008年7月 |
鳥取市千代水に社屋移転
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2017年7月 |
建設事業内容追変更に伴い、鳥取県知事許可(特-29)第4991号に変更
土木工事業・建築工事業・舗装工事業・とび土工工事業・水道施設工事業・しゅんせつ工事業・解体工事業 |
2022年4月 | 三代目社長 藤原正 旭日小綬章 受章 |